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音楽徒然

これまでの僕の音楽経歴と雑記を少し。

小さな頃は音楽嫌いでした。 授業はサッパリわからないし、面白くないしで興味の対象外でした。

音楽が良いなって思ったのは、小学6年生の頃かなぁ、姉キが「大滝泳一」や「佐野元春」を聴いてるのをカッコイイなぁなんて思ってました。 テレビで流れる歌謡曲、アイドルやたのきんなどは一切聞く気がなく、熱狂している同級生をアホじゃねェ〜か?と斜に構えてるようなラジオ少年でした。

中学生になっても、音楽に興味は無かったけど、ラジオ少年の僕には、広島FMの開局に興奮しました。 ポップスベスト10など、いわゆる80'sサウンドがドっと入ってきて、マイケル、マドンナ、プリンスとか、ニューミュージックにもいまいち馴染めなかった耳に革命が起こった感じでした。 でもまだ、ただのラジオ少年でした。

高校生になって、ここでブレークスルーがあります。 片田舎で過ごしてた僕の周りには楽器やバンドには縁がありませんでした。 そこに広島市内でバンド活動をしてた同級生の出現です。 1年生の時の文化祭でギターを弾いてたK君に出会います。 ギターのアンプをとおしたディストーションサウンドに思わず「カッチょえぇぇぇ〜」と高校生の僕は単純に憧れました。 最初は、友達だった、現「追風」のドラム純ちゃんがK君と仲良くなって、ドラムをはじめました。 面白そうだったので僕はベース担当でバンドに参加することになりました。 ド素人なんで8分弾きでさえまともに弾けないスタートでしたが、コピーするうちに、ベースの音も聴き取れるようになり、テクニックも徐々についてきました。 高校2年生の時に新聞配達しながら買ったのが、現在の「虎さん(ビルローレンスのプレシジョンベース)」、確か6万3千円だったような記憶があります。  そのころ聞いていたのは、「シーナ&ロケッツ」や「TOTO」を聴いてました。 バンドでは、「TOTO」、「ラウドネス」、「オジーオズボーン」なんかをコピーして、オリジナルでは、コミックバンドのような音楽もやってました。 その頃は多少弾けるようになって、チョッパーなんかもはじめてました。 現在弾いているテクニックもほとんどその頃からレベルアップしてないように思います。 まじめに練習してたから、その頃の方が上手かったかもしれません。 周りは、「BOOWY」や「レベッカ」が大流行で、文化祭のコピーバンドもまたかよ!ってくらい横行してました。

大学生になり、多少のバンド活動をしてましたが、興味が自動車に移り、だんだんベースを弾かなくなりました。 その頃、現在の「すみれちゃん(河合楽器ロックーン5弦)」を8万5千円で買った様な気がします。 確かギターの「青ちゃん(フェンダージャパンのストラト)」も購入したかな?  レンタルビデオCD店でバイトをしていたので、色んな音楽に触れるきっかけになりました。 世はバブルで、僕の音楽の趣向もAORやファンクっぽいものに変わっていきました。 その頃は「角松敏生」、「杏里」、「EW&F」等を聴いていて、友達からのバンドの誘いはロック、ハードロック的なものが多く、ますます音楽活動から離れていきました。 ベースを殆ど弾かなくなってからは、「スティーリーダン」「ドナルドフェイゲン」「ボズスキャッグス」「TOTO」などを聴いてました。

社会人になり、ますます音楽から離れていきました。  仕事が忙しくバンドどころではありません。 結婚してからは、CDもしまい込んで聴かない始末、完全に音楽の無い生活をしていました。

そして、2008年6月、運命の、胃がん発覚です。

8月に手術し、抗がん剤治療のため自宅療養が続く中、ベースを引っ張り出して約15年ぶりに練習再開となりました。 今後どう転がるかわかりませんが、ベースを弾く事がこんなに楽しい事だって思っているのは、今が一番かもしれません。 つらい闘病、抗がん剤治療の気を紛らわすのにはもってこいですが、そんな事はどうでも良いくらいに弾く事が楽しいです。 ありがとうベースの神様(イメージはブーツィーかも(笑))

ちなみに、ベーシストが全面に出ているような音楽ってあんまり好きじゃありません。 ベースラインを意識しないで聴ける音楽の方が好きかも。 ベースは好きだけど、ベースのバカテクは聴いてて疲れます。 ・・・矛盾してますネ。

2009/3/19

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